料理

【1皿目】キャベツと豚バラのポン酢炒め【280円】

それは今まで料理を一切してこなかった事から目をそらし続けた、その結果だったのか。

ちゃんとしたご飯が食べたい

日に日にその思いは強くなっていった。

毎日気ままに外食生活。一昨日はピザをテイクアウト。昨日はほっともっとで弁当を買い、すわ今日はマックのドライブスルーかと思われた、そんな時思ってしまったのだ。

生の食材が食べたいなと。

別に弁当やハンバーガーが生の食材を使っていないと言っているわけではないが。きちんと温かい食事が食べたいなと思った今日この頃であった(完)。

そこで完結してはいけない!とばかりにとりあえず自炊を始めることをとりあえず決意。とりあえず。

キャベツと豚バラのポン酢炒め

料理初心者がしてはいけないこと。それは、やっぱりオリジナリティを出すことじゃないかな(適当)。

オリジナルレシピなんて論外。まずしなくちゃいけないことは、レシピを探すこと。これに限る。

なんとなく豚肉とポン酢が食べたい気分。大正義googleで「豚肉 ポン酢」でレシピを探すこと早2分。遂に見つけた、私のお眼鏡にかなう一品。「キャベツと豚バラのポン酢炒め ※Yoggi様のレシピを引用」。

材料(2人分)

豚バラ・・・100〜150g
キャベツ・・・1/8くらい
自然海塩・・・小さじ1/4くらい
ポン酢・・・大さじ1~
ブラックペッパー・・・お好みで

 

使う材料はたった5種類。自然海塩やブラックペッパーといった高貴な調味料が一部混ざっているものの、5つの材料のみで料理が作れるというのは非常に魅力的。

ブラックペッパーはお好みでと言っているし、使いません(断言)。

自然海塩も普通の塩でいいや!

とはいったものの、なにせ普段料理などしない身分。自宅にあるのは普通の塩のみ。買い物に行かないといけないみたいだね(他人事)。

材料費

料理に使う食材を買うなんてと、謎の動揺と共にマックスバリューに突撃。探すのは豚バラ肉とキャベツ、ポン酢のみだと自分自身に言い聞かせ、動揺を落ち着かせつつ食材を探し続ける。

まず豚バラ肉発見。ちなみにアメリカ産。お値段は176gで357円え?高くない?

えっ?えっ?えええええぇぇぇぇぇっ!!!?

と多少オーバーに驚いてみたものの、内心本当にこのくらい驚いている。なにせ357円だ。普通に弁当が買えるじゃないか!と思いつつも、本来の目的は生?の温かい料理を食べることにある。でも弁当買えるやんという反目しあうどうでもいい感情を押さえつつ、次の食材であるキャベツを発見。

キャベツのお値段は良心的な半玉73円。野菜は高いと囁かれるこのご時世にこの値段で身売りするキャベツさんには感謝の念を禁じ得ない。

そして最後のポン酢が意外と難敵だった。下の写真を見て欲しい。

な、な、なんと!カツオ昆布と昆布があるじゃあないか!今冷静に考えると本気でどうでもいいこの風味問題だが、選んでいる時は真剣に悩んでいた。結局はカツオ⁺昆布であるカツオ昆布の方が、ただの昆布より勝るだろうという謎の発想に至り「味付けぽんず鰹昆布」を購入。お値段税込み127円

最終的な材料費は合計560円。塩の代金は含まれていないが、ぽんずは一回で使い切らないだろうし、その分プラマイゼロと考えていいだろう。

ここまで買った材料はおおよそ2人前の材料らしいので、560円÷2で一人前は約280円という計算になる。これにはお米代は含まれていない。

材料が揃ったところで調理開始。

全ての食材(全てじゃない)が一同に介す

作り方

手順①キャベツと豚バラを食べやすく切る。

『確実に、正確に、レシピ通りに』をスローガンに掲げ調理スタート。もうこの時点でなんかウキウキ気分。なぜなのか。

まず手順①は「キャベツと豚バラを食べやすく切る。」なるほど。この時点でひとつ問題発生。キャベツってどう切るのかな?かなかな?

しょっぱなから躓いてしまった。もはや、楽しい。人生で初、キャベツを切ります。

キャベツの切り方を調べつつ切っていく。まずは芯を取らないといけないみたい。

こうしてキャベツの野郎の芯を取ってやったわけですよ。あとは食べやすく切るのみ。

芯を取った後はどうすればいいのか。まるで幼少期のアインシュタインが如くGoogleさんに質問を繰り返す。きちんと答えてくれるから素敵。結果、キャベツの手ごろな切り方を入手。

まずはキャベツを適当に縦に切っていく。まあどっちが縦か横か分かんないんだけどね。

切り終えたら向きを変えてもう一度。

こうしてキャベツは食べやすい大きさとやらになったわけです。同時に私は思ったわけです。

キャベツ多くない?

これ大丈夫なの?なかなか不安になってきた。しかし調理は既に始まっている。ここで降りるわけにはいかない。そうだ、次のステップに進もう(震え声)。豚肉を切らなくては。

ところで豚バラ肉の正式な切りかたってあるの?私はそんな伝統的な豚バラ肉の切り方なんて知らない。己の直感を信じ男らしく三分割。

これにて手順①の「キャベツと豚バラを食べやすく切る。」がつつがなく完了。Google先生に感謝を。

手順②フライパンに豚バラを入れて弱火で炒める。油が出てきたらキャベツも一緒に入れて、お塩を入れて弱火~中火にして炒める

フライパンで何かを炒めるときは、油を敷くんだぞ!と自分の中のもう一人の僕が叫んでいた。だが先ほどのキャベツカット編にて、身に染みて理解したことがあった。私の料理スキルは幼稚園児並みだ。多分、その知識は間違っている。

レシピ通りにまずはフライパンに豚バラを投入。

その後点火。弱火で炒めていたら豚肉から油が出て来るらしいので、それまで炒め続ける。焦げないように豚肉をいじりまわす。決して暇だったからではない。

なんかフライパンがテカリだした。これ油が出ているってことでいいの?キャベツを入れるべきか迷ったが、豚肉がまだ赤い。このタイミングでキャベツを入れるのはまだ早い気がする。

豚肉の赤みが消えてきて、目に見えて油が出て来た。やっぱり油敷かなくていいのね。おっけーおっけー。

待ちに待ったキャベツ投入の時間。明らかに量が異常だったあのキャベツ。入ってくれよ・・・!

あこれ無理だわ。だってもうフライパンに入らない。これ残り入れたら完全に盛り上がる。まさにキャベツの山。炒めるどころではなくなる。

しかし、ここで退いていいのかともう一人の僕が囁く。いや、良くない。ここで退いたら、一生後悔する!

少年漫画のような寸劇を繰り広げ、目の前の現実から目を逸らしていたが、もう限界。なんかフライパンから煙が上がってきている。

もう入れるしかない。漫画だと大体退かない方が正解だ。

だろうね。そうなるだろうね。もう盛り上がっちゃってますやん。でも投入したからには仕方ない。レシピの手順通り進めよう。キャベツを入れたら塩を入れて弱火もしくは中火で炒めると。まず塩を入れよう。

塩ってどれくらい入れればいいんだろう。流石になんて検索していいか分からない。「キャベツ 塩の量 フライパン 山」とか検索したら適量が出るんだろうか。でもこのキャベツの量だ。トントンと振ったくらいでは意味がないだろう。

よし、思い切って振りかけよう。結構な量の塩を振りかけた。10つまみ分は軽いですね(誇らしげ)。

塩を入れた後は弱火か中火で炒めるようだが、ただでさえキャベツが溢れそうなこの状況。弱火で炒める以外の選択肢は用意されていない。火力は弱火だ。

キャベツが零れないように炒める事4分くらい。後半はキャベツがしんなりして炒めやすかった気がする。それでもフライパンの周りには、溢れたキャベツの死骸が点々としていた。ごめんよキャベッジ。

手順③ある程度炒めたら5分くらい弱火で蓋をして蒸焼き。5分たったらキッチンペーパーで余分な油を軽く拭き取る

よし、ついに手順③までやってきた。5分蓋をすればいいんだな。元々弱火なので火力を変える必要はなし。しかし、私の常識では、炒めている時はかき混ぜないと焦げそうなんだが、大丈夫なのだろうか。

疑問に思いつつもとりあえずフライパンに蓋をする。

蓋のサイズ、おかしくない?

これはもう、フライパンに蓋をしているというより、野菜に蓋をしている。これ大丈夫なの?(失笑)

まあでもこれ以外に蓋はなさそう。仕方ないからこのまま5分放置。その間に洗い物でもしておこう。

そして洗い物を続けること5分。

6分経ってるやないかい!

なぜ、タイマーではなくストップウォッチ機能を使ってしまったんだとか、色々言いたいことはあった。しかしその件について自分自身に問いかける時間はない。早く、早く次の手順に進まなきゃ。

料理初心者にとってもっとも恐ろしい事とは、手順がレシピから逸れてしまうことである。byうみしろ

よし、次は蓋を解放してキッチンペーパーで余分な油を拭き取ればいいんですね!失敗していなければね!!蓋を開けるのが怖い。誰か助けてとそう言いたい。

しかし助けてと言ったところで、ルフィが助けてくれるわけではない。私はナミではないし、この世は大海賊時代でもない。世知辛いね。

 

もういい加減、蓋を開けなくては。よーし開けよう。

よっしゃうまそう。

6分も蒸したせいか、蓋で押しつぶされたせいなのか、キャベツもかさばらなくなっていた。これでもうフライパンから溢れ出ることもなさそうだ。

キッチンペーパーで溜まった油を除去。この油が美味しいんじゃないか!とも思ったが、よくよく考えたらこのレシピは「キャベツと豚バラのポン酢炒め」である。後ほどポン酢を投入することを考えると、確かに油は邪魔だ。よし油、お前には消えてもらう。

手順④ポン酢を入れて少し火を強めてさっと混ぜ合わせたらできあがり。仕上げにブラックペッパーでいただきます。

遂に最後の仕上げである。ポン酢を適当に入れる。一度作った身から言わせて頂くと、結構多めに入れた方がよさげ。

ポン酢を入れた後は火を強めてさっさと炒める。炒め終わったら仕上げのブラックペッパーだが、そんな調味料持っていない(断言)。これで調理終了である。

味やいかに

いただきます。うん。OC。

味付けは塩とポン酢のみ。それゆえにシンプルで素朴な味だが、同時にキャベツの野菜らしい甘みや豚肉の旨味が際立っている。とびぬけて美味しいわけではないが、毎日でも食べられる。そんな味。

料理のレパートリーが1つ増えたよ!やったね!

現在のレパートリー数:1

しがないITエンジニア。生まれて初めて(嘘)の料理に挑戦中。

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