トリビア

NHKの受信料と放送禁止用語一覧。NGワードの理由とは。

NHK(NIPPON HOSO KYOKAI)ではNGワードが非常に多いことはご存知でしょうか。

NHKは公共放送の為、国民から受信料を徴収して製作費を賄っています。受信料は地上放送の契約が約1,165円/月~1,260円/月、地上放送と衛星放送(BS)を受信できる契約が約2,064円/月~2,230円/月です。(2016年9月現在)

受信料に幅があるのは一度に何か月分の受信料を支払うかによって1か月当たりの受信料の値段が変動するからです。

ちなみに平成28年度の年間受信料はなんと6,758億円。2020年に開催される東京オリンピックで話題になった、ザハ氏の新国立競技場の総工事費ですら約1,300億円を見込んでいたというから、この年間受信料がとんでもない金額ということが分かりますね。

新国立競技場

ザハ案の新国立競技場(1,300億円)

 

つまりNHKはそれだけの大金を私たち国民から徴収し、そのお金を使って運営されているわけですから、それに見合った放送をしなくてはならない義務があります。

NHKはその運営について以下のような方針を公表しています。

日本放送協会は、全国民の基盤に立つ公共放送の機関として、何人からも干渉されず、不偏不党の立場を守って、放送による言論と表現の自由を確保し、豊かで、よい放送を行うことによって、公共の福祉の増進と文化の向上に最善を尽くさなければならない。
<日本放送協会番組基準より抜粋>

また、NHKでは「何人からも干渉されず、不偏不党の立場を守る」為に以下のような決まり事をかかげています。

第12項 広告
1 営業広告または売名的宣伝を目的とする放送は、いっさい行わない。
2 放送中に、特定の団体名または個人名あるいは職業、商号および商品名が含まれる場合は、それが、その放送の本質的要素であるかどうか、または演出上やむをえないものかどうかを公正に判断して、その取り扱いを決定する。
<日本放送協会番組基準より抜粋>

要約すると受信料から成り立っているので特定の企業や商品は宣伝しませんよ、といった規定です。しかし2番の文言にもある通り、絶対に使用してはならないという規定ではありません。

放送禁止用語(NGワード)

一般的に広く使われているものの、実は特定の企業により商標として登録されている商品であったり、特定の業界の宣伝文句であったりする言葉というのは結構あります。そしてそれらの言葉はNHKでは軒並みNGワードです。

以下にNHKのNGワードを紹介していきます。

ゴールデンウィーク

NHKでは大型連休と言います。「ゴールデンウィーク」という言葉が映画業界が作った宣伝用語のためNGです。その他にも、外来語・カタカナ語を避けたい。1週間よりも長くなることが多く「ウィーク」はおかしい。といった理由もNGワードとして規定されている一助になっています。

テトラポッド

NHKでは消波ブロックと言います。テトラポッドの名称および4本足の形状は日本では不動テトラの登録商標であり、NHKではNGワードです。

万歩計

NHKでは歩数計と言います。万歩計は山佐時計計器株式会社 (YAMASA) の登録商標のためNHKではNGワードです。

マジック(マジックインキ)

NHKではフェルトペンと言います。内田洋行が商標権を所有しているためNHKではNGワードです。『なんにでも書ける魔法のインキ マジックインキ』という宣伝文句で売り出されたので、「マジック」の略称が広まりました。

オセロ

NHKではリバーシと言います。オセロはツクダが商標権を所有しているためNHKではNGワードです。オセロの名称の由来はシェイクスピアの戯曲「オセロ」で、「黒人の将軍・オセロと白人の妻・デスデモーナを中心に敵味方がめまぐるしく寝返るというストーリーに、黒白の石がひっくり返りながら形勢が次々変わっていくゲーム性をなぞらえた。緑の盤面は、戯曲オセロの戦いの舞台、イギリスの緑の平原をイメージして作った」と日本オセロ連盟のサイトに長谷川のコメントが記載されています。

 

このようにNHKではNGワードとなっている言葉が数々あります。他にもNHKのNGワードは大量にあるので、興味がある方は調べてみるのもいいかもしれません。

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